• shopping cart

2021/04/09 14:31


先日東京ビッグサイトで開催されたファッションワールド東京、サステナブルファッションEXPOに出展した際、繊維ニュースの記者の方がブースにお立ち寄りくださいました。何百ものファッション関係の会社が出展する中で弊社に目を留めて頂けたこと、光栄に思います。

ネパール発エシカルファッションというものはどういうものかという内容で取材を受けました。先日、その記事が掲載されましたのでご紹介させていただきます。

『エシカルブランド展開』『雇用創出でネパール女性支援』という言葉とともに、ORIENTAL GATEのことを簡潔にとても分かりやすくまとめてくださいました。

「ネパールの直営工場で製織から仕上げまで一貫生産する。同国の雇用を生む持続可能なモノ作りで消費者の目を引き付ける。」

「高品質で実用的な自然素材服の展開を目指し、主要ターゲットは30代後半以降の女性。日常から仕事まで着用できる衣服をコンセプトにジャケット、ワンピースなどをラインナップする。」

「ネパールの家内制手工業を組み込んだサステイナビリティーのある生産方法で作る。」「現地パートナーと連携し、ヒマラヤの伝統的織物パシュミナや高級カシミヤのストールの受注生産・卸売りも行う。」

最後に「ネパールやヒマラヤの伝統を守り、雇用創出にも貢献したい」とし、養蚕業と協業してヒマラヤシルクを世界に届ける取り組みにも挑戦する」とヒマラヤシルクの構想のことまで取り上げて下さいました。

ネパールにはシルクからヒマラヤの山羊のうぶ毛まで、様々な素材が揃います。しかしそれらは大量生産で売るには産業基盤が整っていない物ばかりです。それらの良さと価値を形にして、ファンになってくださる方を増やしていくという地道な活動が、ORIENTAL GATE というエシカルファッションブランドの役割だと思います。

素材の良さや着心地は、お陰様で沢山のお客様に実感して頂いておりますが、さらに商品が持つエシカルな価値、つまりネパールの雇用や産業の育成へとつながるという側面も透明性を持って積極的に発信することによって、全体的なブランドの価値が高まると確信しています。

さらにそれだけではなく、ブランドに当たり前に求められるファッション性を最優先に、今後も一歩一歩製作と販売活動を積み重ねていきたいと思っております。